チリとチリリ

図書館でどいかやさんの「チリとチリリ」シリーズという絵本を読んで、ものすごく気にいって、シリーズ全部買ってしまった。もう、本当に可愛くて素敵な本で、これはぜひ紹介しなきゃ!と思った次第。2003年以降に出版されてるわりと最近の新しい絵本で、絵本ってものに触れる機会が少ない私は、今まで見たことも聞いたこともなかった。

パステル調のカラフルな絵がとってもいい。話の内容は、「チリ」と「チリリ」という女の子2人が(双子かな?)、自転車に乗って「チリチリリ」と音を響かせながらあちこちへ行くお話。本によって海へ行ったり、原っぱへ行ったり、あちこちへいくのだけど、シリーズの中で繰り返し出てくるのは「(選択肢がたくさんある中から)それぞれ自分にちょうどよいものを選ぶ」ということ。
どの本もみんな良いのだけど、中でも私が一番気にいったのは『チリとチリリ まちのおはなし』。自転車に乗って町へやってきたチリとチリリが、町の毛糸屋さんで「花びら染めのわたの糸」を買って、織り工房その糸をマフラーに織ってもらうんだ。もーー、可愛い可愛い! 

『チリとチリリ』
『チリとチリリ うみのおはなし』
『チリとチリリ まちのおはなし』
『チリとチリリ はらっぱのおはなし』
『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』