2002-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Orchid読書中

花シリーズ、AmaryllisとZinniaに続く3作目。ジェイン・キャッスルは個人的な定番作家。ストーリーは面白いと分かっているので、気が楽。ストーリーは、殖民惑星セント・ヘレンに住む地球人類の末裔が、環境に適応して超能力に目覚めた、という基本設定の上…

ローマ帽子の謎

1/3位のところなんだけど、ミステリーにしては珍しくキャラクターにハマったみたい。エラリーがいいなぁ。クイーン警視(父)もいいなぁ。同居してる「クイーン警視の召使のジューナ(149p)」もいいなぁ。ジューナはリチャードが拾ってきた若者だったとか言…

イルスの竪琴

Riddle-Master Trilogy(『イルスの竪琴』3部作)の合本。トレード版ペーパーバック。3話とも翻訳されているが、手に入るのは1話目だけらしい。1、『星を帯びし者』 The Riddle-Master of Hed 2、『海と炎の娘』Heir of Sea and Fire 3、『風の竪琴弾き』Har…

エジプト十字架の謎

<内容> Tの字型のエジプト十字架に、次々とはりつけられて首なし死体となって発見された小学校長、百万長者、スポーツマン、未知の男!その秘密を知るものは死者だけである。ついにさじを投げたと思われたエラリーの目が、突如輝いた。近代のあらゆる快速…

Year of the Griffin

Dark Lord of Derkholmの続編。 翻訳はグリフィンの年 チェズニー氏の巡礼団がなくなってから8年が過ぎて、魔法使い大学(the Wizards' University)は混乱を極めていた。新入生として入学した魔法使いダーク(Derk)の娘でグリフィンのエルダとその同級生た…

Year of the Griffin

Dark Lord of Derkholmの時に言ったかどうか覚えてないけど、私は実はこの2連作が好きじゃなかったりする。(他の作家作品に比べると)ストーリーは面白いと思うから感想を書くと良い評価になってしまうし、後半の追い込みはやっぱりすごいし面白いし、積極…

水琴館の惨劇―銀猫堂奇譚

内容(「BOOK」データベースより) 不安は猫をも殺す。恐怖への不安は、不朽の魂を持つ猫さえ殺してしまうものです。そう、この水琴館に秘められた水琴窟の音色に惹かれて気のふれた人たちが集まってきます。それは地中から涌き出る恨みの音。館を彩る狂い咲…

マレー鉄道の謎

今だからこそ問う真正面の「本格」! マレー半島を訪れた推理作家・有栖川有栖と臨床犯罪学者・火村英生を待ち受ける「目張り密室」殺人事件!外部へと通じるあらゆる隙間をテープで封印されたトレーラーハウス内の死体。この「完璧な密室」の謎を火村の推理…

Year of the Griffin

<STORY> Dark Lord of Derkholmの続編。 チェスニー氏の巡礼団がなくなってから8年が過ぎて、魔法使い大学(the Wizards' University)は混乱を極めていた。新入生として入学した魔法使いダーク(Derk)の娘でグリフィンのエルダとその同級生たちは、ひど…

The Tale of the Body Thief

ふぅ、読み終わった。濃い話〜・・・濃厚なビターチョコレートと強いアルコールを同時に口に入れたらこんな気分になるかなぁ、という感じ。1冊でお腹がいっぱい!私はレスタトとルイのカップリングが大好きなので、二人の絡みが楽しくてしょうがなかった。事…

絶叫城殺人事件

黒鳥亭、それがすべての始まりだった。壷中庵、月宮殿、雪華楼、紅雨荘…。殺人事件の現場はそれぞれ、独特のアウラを放つ館であった。臨床犯罪学者・火村英生と作家・有栖川有栖のふたりが突きとめた、真相とは。そして、大都市を恐怖で覆い尽くした、猟奇的…

The Tale of the Body Thief

これにどっぷり漬かって、出て来れなくなってる。他の本が読めないよー。 レスタトが肉体泥棒・・・肉体を交換しながら長い間生き延びてきた人間に会って、「人間の体に戻ってみたくないか?」等とそそのかされる。初めは乗り気じゃなかったのに、話を聞いて…

陰陽師 : 龍笛ノ巻

◎怪蛇 博雅の知り合い2人に怪異が起きた。蛇に取り付かれたようなのだが・・・? 取り付かれたという2人の状態や、草の中や地面の上を這う蛇などの蛇の描写が強烈だった。映像的に。 ◎首 清明の兄弟弟子、賀茂保憲(かもやすのり)が相談事を持ちこんだ。藤…

The Tale of the Body Thief@5章

前巻までのやりたい放題とはうって変わって、冒頭で突然世を儚んで「死にたい」などと言ってみるレスタト。でも半端じゃない量のヴァンパイアの長老たちの血を受け継いでいるレスタトは、簡単なことでは死ねない。で。ゴビ砂漠へ行って太陽に焼かれてみたと…

The Tale of the Body Thief

洋書バーゲンで500円で買った本。3冊のうちで、これが一番進んでない。まだ話に乗れてないので、1章の「彼」って代名詞に「だから彼って誰?」とかボケてる状態。(^^; でも雰囲気は話の雰囲気はやっぱり好き!あ、でも冒頭の文のインパクトは、前巻The Q…