ローマ帽子の謎

1/3位のところなんだけど、ミステリーにしては珍しくキャラクターにハマったみたい。エラリーがいいなぁ。クイーン警視(父)もいいなぁ。同居してる「クイーン警視の召使のジューナ(149p)」もいいなぁ。ジューナはリチャードが拾ってきた若者だったとか言って、一言で済ませないで欲しいんですけど。拾ってきたぁ!?なにそれ。(笑)
ジューナって、19歳だったのか。今まで、勝手にローティーンだと思ってた。ジューナとエラリーとのあいだにもまた、そこはかとない、ひかえ目な親近感があった(149p)なんて所に反応してしまった。クイーン先生、邪な目で読んでしまう私を許してください!(ノ ̄∀ ̄)ノ
 
警視はいくらか照れて、咳ばらいをした。(161p)
殺された日、被害者が恋人と会う約束をしてたのが分かるシーンで、クイーン警視が照れる所がある。この反応は、英米っぽいよな〜と読みながら思った。フランス人のメグレ警視だったらば、ここはしら〜っと「良くあることだな」とか受け流した後で、心の中でメグレ自身の彼女に対する感想(美人だとかしゃれっ気がなくて損してるとか、人は見かけによらないとか、そういうこと)や、被害者と彼女を並べてみた感想をボソボソッと呟きそうだが。