ハイペリオン関連情報(2)

『ハイペリオン(上)』ダン・シモンズ)を読了。おもしろ〜い!とても濃くて迫力&勢いがある。早速下巻を読み始める。この本は色々と背景があるらしいので、ちょっとずつ調べてみることにした。

ギリシャローマ神話
Hyperionヒュペリオン):本のタイトル
【高きを行く者】ギリシャ神話で,ティタン神族(オリュンポス神以前の巨人族の神々)の一人。ウラノスとガイアの子。姉妹のテイアを妻とし,太陽神ヘリオス月神セレネ・曙(あけぼの)の女神エオスの父となる。息子とされる太陽神ヘリオスとしばしば同一視される。キーツの詩でも太陽神になっている。

◎Mnemosyne(ムネモシュネ):「兵士の物語」に出てきた彼女の名前
記憶の女神。ウラノスとガイアの娘。
ゼウスとの間に、九人のムーサ(ミューズ)を産んだ。

ジョン・キーツの『ハイペリオン
John Keatsはイギリスのロマン派の詩人。ダン・シモンズの『ハイペリオン』と『ハイペリオンの没落』は、キーツの同タイトルの物語詩を下敷きにしている。
HYPERION: A FRAGMENT原文(英語)
"Hyperion" (John Keats)解説(日本語)
『ハイピリァンの没落 ; その他の詩篇−キーツ全詩集 第3巻 (3)』翻訳詩を収録

●ヘンリー・ワズワース・ロングフェローの『ハイペリオン
これは何か関係があるのかナ??
Henry Wadsworth Longfellow 'Hyperion'原文(英語)⇒

Tales of the Dying Earth(Jack Vance)
第三章、詩人の物語:『ハイペリオンの歌』で、詩人が書いた詩『終末期の赤い地球/The Dying Earth』の元ネタらしい。