東京セブンローズ(上)読了

読み始めたのが5/6なので、なんとまぁ9日もかかったのか!((( ̄∀ ̄;ひー! 日本語の本をこんなに長い期間放り出さずに読み続けて、しかも読み終わったというのは、私にとっては天変地異級の大事件!!おめでとう私!(激爆

この本は、旧仮名遣いなので、最初は違和感があったけどすぐに慣れて気にならなくなった。上巻はまず、終戦間際の下町で信介(語り手)の長女・絹子が大店の息子・古澤忠夫との結婚が決まるところから始まる。上巻の前半はこの二人の結婚式の様子や新生活、古澤家と信介の付き合い、信介自身の仕事など日々の様子が描かれる。上巻の半ばすぎで終戦を迎えてからは戦後の混乱、乗り込んできた占領軍が東京を蹂躙する真っ只中で逞しく生きる人々、帝国ホテルに勤める信介の娘たち・・・と、とにかく日々の暮らしが前へ前へ続いていく。

もう中身が濃くて濃くて、どうしようって感じ。迫力ありすぎ!あんまりすごくて、不覚にも笑わされてしまうこともある。
食糧がないので
蟋蟀(こおろぎ)や飛蝗(バッタ)を捕まえて、干して炒って粉にしてカルシュウム源にする
・・・なんてことがさらりと書いてある。一気に読めないせいで時間がかかるけど、この本は最後までちゃんと読みたい。続いて、頑張って下巻を読みます!