中世遊楽団 アウラ・ペンナ

出た〜!アウラペンナだ!!ぎゃー、私この話大好き〜!「富士見二丁目交響楽団シリーズ」の中世ファンタジー風パロディ。フジミシリーズという現代を舞台にした話のキャストをそのまま使って、作者本人が作った「同人誌」、とファンの間でのみ有名だった長編小説。もとの発表場所がレアだったせいで入手が困難だったのが、普通の新書になって新装版が出たと。
この本って、フジミを知らない人が読んだらどういう感想が出てくるんだろう?つまり、普通のボーイズファンタジーとして読んだ場合・・・。私は最初から、それこそフジミは連載が始まった時からずーっとファンだったわけで、このキャストで客観的に読めるわけがなくって。作者が「パロディ」と公言するだけあって、軽くてコメディタッチで、ハッキリ言ってご都合主義ではあるんだけど、だから楽しいというか。この軽さは好きだなぁ。でも描写はモロなんだけど、そこが秋月さん。