Five Quarters of the Orange

死んだ母が残したレシピを元に、故郷に帰って小さなレストランを開くFramboise。実は彼女には暗い過去があり、自分がこの村出身である事をかたくなに隠してきたが、暴利をむさぼろうとする甥によってその過去が暴かれようとする。フランス、ロワール地方を舞台に、ドイツの占領下にあったFramboiseの少女時代の回想と現代が交錯する。死んだ母は農場で果物を栽培していたが、オレンジだけは大嫌いで絶対に持ち込もうとしなかった。それは何故?Framboiseの過去とは・・・

登場人物 ;(名前の意味)説明
Framboise ;(ラズベリー)主人公
Cassis ;(ブラックカラント。黒すぐり)主人公の弟
Yannick ; Cassisの息子。主人公の甥
Pistache ;(ピスタチオ)主人公の娘
Noisette ;(ヘーゼルナッツ)主人公の娘

↑キャラの名前からしてこれだし(ノ ̄∀ ̄)ノ なんて素敵(笑)気が向きさえすれば、こういう本はすごく好きだ。初めからずーっと食べ物の名前でいっぱい!まだ始めの方で、(全5部のうちの)第1部が終わったところ。まだまだ謎だらけだが、今のところBlackberry Wineよりもかなり読みやすいと感じる。ワインは異なる時間軸で話が同時進行だったけど、今回は回想として過去のシーンが出て来るだけのようだし。