屍鬼(1)

内容(「BOOK」データベースより)
死が村を蹂躙し幾重にも悲劇をもたらすだろう―人口千三百余、三方を山に囲まれ樅を育てて生きてきた外場村。猛暑に見舞われたある夏、村人たちが謎の死をとげていく。増え続ける死者は、未知の疫病によるものなのか、それとも、ある一家が越してきたからなのか。

単行本は上下巻、文庫版だと全5巻に及ぶ小野不由美の最高傑作(!?)。大丈夫、もう5冊全巻買ってあるしあとはもう読めばいいだけなのです(笑)。5巻分もあるということは、1巻はまるまる起承転結の「起」だけということだから、ちょっと不安だけど。万一、十二国記の時みたいに先が読みたくて寝られないというアホな事態になっても困らないように、わざわざGWを選んで読み始めてみた。小野さんはスティーブン・キングのファンで、『屍鬼』は『呪われた町』へのオマージュとして書かれたそうな。