RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧

神霊の存在や自分の力と向き合うため、生まれ育った紀伊山地の玉倉神社を出て、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽深行と再会するも、二人の間には縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗田真響と、…

風の邦、星の渚―レーズスフェント興亡記

内容紹介 父親と対立して、辺境に追いやられた若き騎士ルドガーは、赴任した領地でカエサルと古代ローマを知っているという、不思議な街の守護精霊「レーズ」と出会う。実は彼女の正体は遠い星の彼方からやって来た巨大な異星生命体の対外感覚器官だった。と…

不全世界の創造手

内容(「BOOK」データベースより) 物作りを愛する少年・祐機の夢は、自分で自分を複製するフォン・ノイマン・マシンの実現。地方都市で才能をもてあます彼の前に天才投資家の娘・ジスレーヌが現れた。「あなたの力と未来に投資させて」。―二人は強力なマシ…

樹上のゆりかご

ハッシャバイ、ベイビィ、樹のてっぺん 風が吹いたら ゆりかご揺れる 枝が折れたら ゆりかご落ちる 赤ちゃん、ゆりかご、もろともに 男子校のバンカラの伝統が残る都立辰川高校に入学した上田ヒロミは、女子を疎外する居心地の悪さを学校生活の中で感じるよ…

東亰異聞 読了

帝都・東亰、その誕生から二十九年。夜が人のものであった時代は終わった。人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する街・東亰。新聞記者の平河は、その奇怪な…

東亰異聞

話に引き込まれて感じは良いのだけど、1/3まで来ても事件の全体像が見えてこない。東亰で起きている火炎魔人だの、人魂売りだの、闇御前だのの怪奇事件を調べていた新聞記者が、鷹司常煕という青年に行き当たる。そのまま、ずずーっと鷹司公爵家のお家騒動が…

東亰異聞

最初の数ページを読んだだけで、話の舞台にずずーっと引き込まれる感じがした。明治後期の東京に似た異世界が舞台らしく、まだ江戸の名残りがあるような、時代ものの雰囲気。『屍鬼』や『十二国記』の時もそうだったが、読んでいると頭に映像が浮かんでくる…

東亰異聞

読み始めたばかりなので、今最後まで読むかわからないが、とりあえず書いておく。小野不由美週間だねェ。でも私、この人は好きなんだけど、最後のところでだまされた気分になることがある、というか・・・信用してないというか。(笑

屍鬼 読了

話の舞台は外場村。ここはモミの木に囲まれた山奥の小さな村で、人口は1300人程度。7月,8月の夏の真っ盛りに平和な村で小さな事件が頻発し、ついに死人が出た。ひとり死ぬと、次々とつられたように何人も死ぬ。心不全。老人の孤独死。女子高生の謎の突然死…

屍鬼(2)(3)読了

で、『屍鬼(4)』を読み中。 ひょえぇぇ、怖い〜〜!!語りが淡々としているのがよけいに怖い! とことん外場村という閉ざされた世界の恐怖を描いた話。日本的な背景に屍鬼、つまり吸血鬼というものが当たり前のもののようにフィットしているのが不思議な感…

屍鬼(1)読了

すぐさま『屍鬼(2)』に入るが、今日中に(2)も読み終わりそうだ♪ いいねぇ、寝食を忘れて本に没頭しても良いというのは、ある意味至福。GWバンザイ!(爆(1巻の紹介)話の舞台は外場村。ここはモミの木に囲まれた山奥の小さな村で、人口は1300人程度。7…

屍鬼(1)

内容(「BOOK」データベースより) 死が村を蹂躙し幾重にも悲劇をもたらすだろう―人口千三百余、三方を山に囲まれ樅を育てて生きてきた外場村。猛暑に見舞われたある夏、村人たちが謎の死をとげていく。増え続ける死者は、未知の疫病によるものなのか、それ…