Nymph―妖精たちの愛とセックス

内容(「MARC」データベースより)
現代感覚あふれるユニークなヤングアダルト小説で若者から圧倒的な支持を得ている著者が、たった一作大人のために著したベッドサイド・ストーリー。ゆるやかに関連する9つの物語で、様々な愛と性の関係を官能たっぷりに描く。

連作短編集。ちょうど30分で読み終わった。曖昧なつながりのある短編が並んでいる。「幻想と夢とファンタジーを愛する大人のための」って謳い文句にあるけど、きれいで軽くて、不思議な話ばかりだった。ふわふわしていて、後に全然残らない感じ。うん、パンチが効いたウィーツィとはまたちょっと違う、でもやっぱり同じ人の本だな。こういう本を読むと「原書はどんなだろう」と思ってしまうわ。きっと、もっとファンタジックで浮き上がるような文章なんじゃないかな?