連鎖

やっぱり一気読みしてしまった! 『ホワイトアウト』ほど好きじゃなかったけど、なかなか面白い。厚生省に勤める羽川という食品衛生検査官(食品Gメン)が、仕事で調査することになった横流し密輸事件と、親友の自殺未遂という二つの事件に関わって巻き込まれていく、という筋。社会派っぽいハードな所と、主人公やその周りの人たちのキャラクターの両方で「読ませられた」感じ。この本は真保裕一のデビュー作なんだそうで、どうりでちょっと堅いと思った。
真保裕一は他にもいくつか積読本あり。