Year of the Griffin

<STORY>
Dark Lord of Derkholmの続編。
チェスニー氏の巡礼団がなくなってから8年が過ぎて、魔法使い大学(the Wizards' University)は混乱を極めていた。新入生として入学した魔法使いダーク(Derk)の娘でグリフィンのエルダとその同級生たちは、ひどい先生に当たってしまった。退屈な講義、不味すぎる大食堂の食事。さらに、経営困難に陥った大学が保護者に寄付を呼びかける手紙を出したことから、事態はさらに悪化する。エルダたちは、はぐれもののグリフィンで構成される暗殺者集団と戦わなくてはならなくなる・・・。彼らは、大学の1年目を無事に終えることが出来るのか?(アマゾンの内容紹介文を適当に抄訳)

どうかなと思ったけど、読み始めたらやっぱり面白い!大学の経営側のリーダー格の人物(学長?)でCorkoran(ココラン??コーコラン??コルコラン???)という人がいて、彼が人物的に問題ありらしい。月に行く最初の人間になることに情熱を燃やしている変人で、嫌われものでもある自分勝手な人物。でも、人を動かすのは上手なようで、周りを振り回している感じ。エルダと同級生は彼の担当学生になった仲間で、冒頭1章での自己紹介を読むと、それぞれが問題を抱えて大学に来ているらしい。暗殺者集団云々は、その関係で起きるトラブルだろう。