陰陽師:鳳凰の巻

平安京の暗闇に蠢く魑魅魍魎に、若き陰陽師・安倍晴明と朋友の源博雅が敢然と立ち向かう大好評シリーズ第四弾。今回は、晴明が好敵手でもある蘆屋道満と、帝の招きにより宮中で方術比べをすることになった一件を描く「晴明、道満と覆物の中身を占うこと」や…

陰陽師 : 龍笛ノ巻

◎怪蛇 博雅の知り合い2人に怪異が起きた。蛇に取り付かれたようなのだが・・・? 取り付かれたという2人の状態や、草の中や地面の上を這う蛇などの蛇の描写が強烈だった。映像的に。 ◎首 清明の兄弟弟子、賀茂保憲(かもやすのり)が相談事を持ちこんだ。藤…

陰陽師:生成り姫

え〜〜?これは、この本は、ちょっとだまされた気分だ。どこが長編!?どこら辺が新作だって?全部、今までの短編の焼きまわしじゃないかっ!8割方、他の本からコピペしたような文章で出来てる。陰陽師を初めて読む人に対してはこれで良いかも知れないけど、…

陰陽師 : 瘤取り晴明

平大成(たいらのおおなり)と中成(なかなり)の双子は、都では有名な薬師だ。彼らには頬にひとつずつコブがあった。ある日、薬草を採りに山に入った大成は道に迷い、偶然鬼たちの遊宴に遭遇してしまうが、命がけで舞い踊った大成は鬼たちに許されて、邪魔…

陰陽師―付喪神ノ巻

丑の刻、貴船神社に夜毎現われる白装束の女が鬼となって、自分を捨てた男を取り殺そうとする。そんな男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは!?女の悲しい性を描いた「鉄輪」他、全七篇。百鬼夜行の平安時代。魍魎たちに立ち向かう若き晴明と…

陰陽師―飛天ノ巻

童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」「よし。では、ゆくか晴明よ」。われらが都を魔物から守れ。百鬼が群れる平安京の闇の果て、幻術、風水術、占星術を駆使し、難敵に立ち向う希代の陰陽師・安倍晴明、笛の名手・源博雅。名コンビの…

陰陽師

平安時代。闇が闇として残り、人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、時には同じ屋根の下に、息をひそめて一緒に住んでいた。安倍清明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼などの妖しのもの相手に、親友の源博雅と力を合わせ…