2002-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ダヤンと時の魔法

長い冬が終わり、タシルの街は春の喜びにあふれていました。けれども、死の森の魔王は、かつて破られたことのない雪の神の掟をついに破ってジタンの秘密のもとになる命の泉めざして北へ向かい・・・。わいふぃーるど創世秘密にせまる、長編ファンタジー第3…

Five Quarters of the Orange

今、第3部The Snack Wagonを読み中。英国っていうのは、こういう作家の本が延々と何週間もベストセラーになる国なのよね。やっぱり文学の国だけあるわ。 第2部のForbidden Fruitの意味もわかった。幼い頃のFramboiseは、中々特異なキャラクターだ。ガッツが…

ハイペリオン関連情報(2)

『ハイペリオン(上)』(ダン・シモンズ)を読了。おもしろ〜い!とても濃くて迫力&勢いがある。早速下巻を読み始める。この本は色々と背景があるらしいので、ちょっとずつ調べてみることにした。●ギリシャ・ローマ神話 ◎Hyperion(ヒュペリオン):本のタ…

Five Quarters of the Orange

全5部構成で、奇数部が現在、偶数部が遠い過去の出来事になっているらしい。 1 The Inheritance(遺産) 2 Forbidden Fruit(禁断の果実) 3 The Snack Wagon(スナック・ワゴン) 4 La Mauvaise Reputation 5 Harvest(収穫)ここでの禁断の果実とは、リン…

ハイペリオン関連情報(1)

『カンタベリー物語』(ジェフリー・チョーサー) 「だんな方。さあ、悪くとらずに聴いてくださいまし。だが馬鹿にしちゃいけませんよ。早く申せば、これがその要点でさ。道中を短くする料簡で、カンタベリへの旅の道草に、どなたも話を二つずつなさることに…

ハイペリオン(上)

おお、大丈夫そうっ!昨夜、1章を一気に読みきってしまった。これなら最後までいけるかも!!ビクラ族、気色悪ぅ・・げ〜っ 内容は何でもありのSF冒険譚で、「巡礼者が一人ずつ自分の話を語る」という話の枠組みは、考えるまでもなく『カンタベリー物語』そ…

ハイペリオン(上)

28世紀、宇宙に進出した人類を統べる連邦政府を震撼させる事態が発生した!時を超越する殺戮者シュライクを封じこめた謎の遺跡―古来より辺境の惑星ハイペリオンに存在し、人々の畏怖と信仰を集める"時間の墓標"が開きはじめたというのだ。時を同じくして、宇…

Five Quarters of the Orange

死んだ母が残したレシピを元に、故郷に帰って小さなレストランを開くFramboise。実は彼女には暗い過去があり、自分がこの村出身である事をかたくなに隠してきたが、暴利をむさぼろうとする甥によってその過去が暴かれようとする。フランス、ロワール地方を舞…