2002-05-01から1ヶ月間の記事一覧

The Nanny Diaries

ええと、今2章。ざーーっと流して読んでいると殆ど気がつかないが、なんだか細かい隠しや遊びがたくさんあるみたい。p.23の留守電テープを聞くシーンも、Anne Smithの全部繋がった喋りを筆頭にそれぞれありそうで笑えた。>章の冒頭の引用文の出典 本当は引…

東京セブンローズ(上)

今、(上)の中間あたり。ハマってます。 もう、すごいのひとこと。例の団扇屋のご主人、信介が身の回りの出来事を綴るんだが、とにかく迫力がある!!Σ( ̄□ ̄; 今までで一番すごいと思ったのは、結婚して25年目の結婚記念日に信介が奥さんに何か欲しいもの…

The Nanny Diaries

他の本は全部放り出して読み始めてみる。さっきやっと気がついたが、表紙でナニーが傘を持って空を飛んでるのはメリー・ポピンズのオマージュか!UK版には表紙を拡大してみると傘に鳥もとまってるし、そのものだ。そうだよね〜、もう早く気がつけって感じ。 …

東京セブンローズ(上)

よたよたした速度ながら、なんとか順調に進んでいる。旧仮名遣いはうっとおしいけど、思ったよりは違和感が無い(と言うわけで、帰りに下巻を買ってみた)。 舞台は東京の根津(in文京区)。終戦間際の下町の団扇(うちわ)屋のご主人が書いた日記という体裁…

The Silver Metal Lover@2章の1

今のところ、かなり良い感じ。SFやファンタジーって、この徐々にどういう世界なのか分かっていくのが楽しくて好きなのよ〜!(≧▽≦)Jayne Castleの花シリーズも良かったけど、あれは超能力関係の単語のせいでパニクってたから、最初の方は楽しむどころじゃなか…

東京セブンローズ(上)

内容(「BOOK」データベースより) 戦局いよいよ見通しのない昭和二十年春のこと、東京根津に団扇屋を営む一市民が、日記を綴りはじめる。その驚倒・讃嘆すべき戦下の日常の細密な叙述には、一片の嘘もなく、まじりっけなしの真実のみ。耐乏に耐乏かさねつつ…

東亰異聞 読了

帝都・東亰、その誕生から二十九年。夜が人のものであった時代は終わった。人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する街・東亰。新聞記者の平河は、その奇怪な…

The Silver Metal Lover

タニス・リーのファンタジー、『銀色の恋人』のPBを読みはじめる。英語は難しくないので、話さえ面白ければサクサク読めるかもしれない。

東亰異聞

話に引き込まれて感じは良いのだけど、1/3まで来ても事件の全体像が見えてこない。東亰で起きている火炎魔人だの、人魂売りだの、闇御前だのの怪奇事件を調べていた新聞記者が、鷹司常煕という青年に行き当たる。そのまま、ずずーっと鷹司公爵家のお家騒動が…

Tuesdays With Morrie

『モリー先生との火曜日』の原書。 内容)「ミッチ、私は死にかけているんだよ」 16年ぶりに再会した恩師、モリー・シュワルツ教授は死の病に侵されていた。「あと4か月か5か月かな」。だが、その顔には昔と変わらぬ笑顔があった。「この病気のおかげでいち…

東亰異聞

最初の数ページを読んだだけで、話の舞台にずずーっと引き込まれる感じがした。明治後期の東京に似た異世界が舞台らしく、まだ江戸の名残りがあるような、時代ものの雰囲気。『屍鬼』や『十二国記』の時もそうだったが、読んでいると頭に映像が浮かんでくる…

世にも不幸なおとぎ話

内容(「BOOK」データベースより) 昔々、遠くて近い国に美しい王女クシュラが生まれました。美しさと知性をそなえたクシュラでしたが、ただひとつ欠点がありました―妖精の失敗で、思いやりの心が抜けおちてしまったのです。成長したクシュラは、“けがらわし…

東亰異聞

読み始めたばかりなので、今最後まで読むかわからないが、とりあえず書いておく。小野不由美週間だねェ。でも私、この人は好きなんだけど、最後のところでだまされた気分になることがある、というか・・・信用してないというか。(笑

Tuesdays With Morrie

『モリー先生との火曜日』の原書。 余白が多くてページが白いので、ボーっと読んでいたらもう半分まで来た。こういう死とか病気がテーマの本というのは、読んでいると神妙な気持ちになるなぁ。悪くないけど、あまり好きな感じでもないかな。さっさと終わらせ…

暗い宿

有栖川・作家編の「宿」をテーマにした短編集。つまり主に旅先での事件の話なんだが、いっつも火村が一緒なのにシチュエーションがそれぞれ微妙に違ってておもしろい。読まないで取っておこうと思うのに、ついつい読んでしまう。やめよう止めようと思いなが…

Tuesdays With Morrie

洋書バーゲンで500円で買った本。異世界もののThe Wind Singerに乗れないので、違和感の少なそうな本で英語のリズムを整えようと思って。どうかな? ま、だいたいこういう感動モノというのは心から感動できたためしがないので多くは期待していないが、評判が…

屍鬼 読了

話の舞台は外場村。ここはモミの木に囲まれた山奥の小さな村で、人口は1300人程度。7月,8月の夏の真っ盛りに平和な村で小さな事件が頻発し、ついに死人が出た。ひとり死ぬと、次々とつられたように何人も死ぬ。心不全。老人の孤独死。女子高生の謎の突然死…

屍鬼(2)(3)読了

で、『屍鬼(4)』を読み中。 ひょえぇぇ、怖い〜〜!!語りが淡々としているのがよけいに怖い! とことん外場村という閉ざされた世界の恐怖を描いた話。日本的な背景に屍鬼、つまり吸血鬼というものが当たり前のもののようにフィットしているのが不思議な感…