洋書

ひ弱で未熟に生まれた子豚のウィルバーは、処分されそうになったところを少女フェーンに救われて、フェーンの叔父の農場で暮らすようになります。ハムにされる子ブタのウィルバーを救うため、クモのシャーロットは「奇跡」をおこします。動物や昆虫で満杯の…

Dark Lord of Derkholm

翻訳≫ダークホルムの闇の君 魔法使いダーク(Wizard Derk)の世界はここ40年、ずっと荒廃しつづけている。チェズニー氏の巡礼団(Mr.Chesney's Pilgrim Parties)―チェズニーが計画実行している旅行の団体ツアー、冒険を求めて隣の宇宙からやってくる客のせい…

Ragweed:TALES FROM DIMWOOD FOREST

話のベースは「田舎のネズミと町のネズミ」。 田舎に家族と住んでいたネズミのラグウィードが、電車に乗って町(といっても、アメリカの西部にありそうな、適当に人がいて寂れた感じの町)へやって来る。未知のものだらけで戸惑うラグウィードは、新しい仲間…

Mixed Magics

翻訳:魔法がいっぱい―大魔法使いクレストマンシー外伝 ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『大魔法使いクレストマンシー』シリーズの外伝で、短編4作を収録している。 どれもクレストマンシーが関係する事件を描いたもので、長編に出てきたキャラクターがチラ…

The School at the Chalet

'The Chalet School Series'の1巻。未翻訳本 (STORY)両親を亡くして、体の弱い妹のJoeyをかかえて途方にくれたMadge Bettanyは、思い出の土地オーストリア・アルプスのchalet(別荘)に学校を開こうと思い立つ。12歳から14,5歳くらいの生徒が、Joeyも入れ…

Different Seasons

スティーブン・キングの中篇集で、春夏秋冬の4つの別々の話が収録されている。邦題は『恐怖の四季』。今回読了できたのは「春」と「秋」の2作。<収録作品> ◇Rita Hayworth and Shawshank Redemption ・・・『ショーシャンクの空に』の原作 ◇Apt Pupil ・・…

The Martian Chronicles読了

人類は火星へ火星へと寄せ波のように押しよせ、やがて地球人の村ができ、町ができ、哀れな火星人たちは、その廃墟からしだいに姿を消していった……。精神を欠いた物質文明の発達に厳しい批判を浴びせる、ポエジイとモラルの作家が、二十六篇のオムニバス短篇…

The Martian Chronicles@June2001

今、1/3弱のところ。こ、この火星人像って〜!!妹に現在位置までの粗筋を語って聞かせたら、大受けしてた。私はThe Third Expeditionの顛末がなんともビジュアル的に印象深くて、ずっと忘れられなそう。特に、〜their faces melting now from a familiar fa…

吸血鬼カーミラ

カーミラは瞳を輝かせながら私を引きよせ、熱い唇を何度も頬にはわせてキスをすると ほとんどすすり泣くような声でささやくのでした。 「あなたは私のものよ。私のものにしてみせるわ。そしてふたりは永遠にひとつになるの。」 ある夜、ちょっとした事故で私…

The Martian Chronicles

(STORY) 人類は火星へ火星へと寄せ波のように押しよせ、やがて地球人の村ができ、町ができ、哀れな火星人たちは、その廃墟からしだいに姿を消していった……。精神を欠いた物質文明の発達に厳しい批判を浴びせる、ポエジイとモラルの作家が、二十六篇のオム…

Dark Gold

Dark PrinceとDark Desireに続く、ダークシリーズ3作目にあたる本。「カルパチアン」という吸血鬼の一族の男Aidan(エイダン)と、23歳のうら若きアメリカ人女性Alexandria(アレクサンドリア)のロマンス。「カルパチアン」は何百年も生きる存在だが、自分…

Dark Gold

今、半分くらい。うーん、おしい! 設定やストーリー展開はものすごくおいしいのに、ヒーローのAidenのせいで魅力半減してると思います(爆) この人が、もうちょっとこう「好青年」というか、性格美人だったらよかったのに。せめてこんなにオレ様な人じゃな…

Dark Gold@6章

、1/3くらい。 このAidenってラテン系じゃないかな、雰囲気的に。カルパチア山脈(ルーマニア)出身、ということは母語はルーマニア語(イタリア語に似てるらしい?)だろう。Cara Miaって、My Dear、Beloved Mine、「愛しい人」ってとこですか?会って2日目…

Dark Gold@4章

このAidenとやら、本当に信用できるのか激しく疑問だ・・・。Paulのせいで死にかけた病(?)の床で「弟はどこにいるのよ!?」ってアレックスが聞いてんのに、どうして会わせてあげないのよ〜う!弟は無事だ、俺を信用しろ、君を助けたいんだ、っておいっ!…

Dark Gold

昨日の続き。金髪のおねーさんはアレクサンドリア(Alexandria 23才)、胸毛の男はポール(Paul Yohenstria)というらしい。アレックスにはジョシュア(Joshua 6才)という弟がいて、つまり二人は孤児で、彼女は弟を守り育てることに命をかけているという。…

Dark Gold

いやぁ、何度見てもすごい表紙だ。これをはだかのまま持ち歩いて、職場でも平気で読んでる私って我ながらちょっと恥ずかしいかも。<今さら 真中に広告があるロマンス本は久しぶりだ! ヒーロー(表紙のオッサン)が人間ではないらしく、しかも言動がこれ以…

Linnets and Valerians感想

母を亡くし、ついで父がエジプトへ行くことになったLinnet家の4人の子どもたち、ナン(12)、ロバート(10)、ティモシー(8)、ベッツィー(6)は、祖母の家にあずけられることになった。ところが4人は祖母とそりが合わず家出してしまい、不思議な糸に導か…

Linnets and Valerians

いや〜、あはははは!もう、おもしろかった〜!!!(*≧▽≦*)d 今考えると、事前知識がゼロの状態で読めたのも良かったんだと思う。ご都合主義といわれようとも、こういう昔ながらの、風情あるハッピーエンドって大好き。英国の田園風景、森の木々、花が咲き…

Stories based on or inspired by Tam Lin

こちらの下のほうに、Tam Linに基づくor影響を受けて書かれた小説の紹介がある。つまり『九年目の魔法』と同類項の本たち。読んでみたいけどWebcatでひととおり調べた限りでは、この中には翻訳が出てるのはないようなので、地道に原書で読んでいくしかないん…

Linnets and Valerians@5章

昨日書き忘れたけど、この本は装丁がキレイだ!紫と水色を基調にしたセンスの良いデザインに、本のつくりもしっかりしていてページめくりが滑らか。読むと真中からパリパリ音がするハーパーコリンズの本とはえらい違いだ!私はわりと外見はどうだっていい方…

Linnets and Valerians

この本は、カテゴリ分けするなら『赤毛のアン』とか『若草物語』系列の少女小説だと思う。つまり世の中のきれいな側面を筆を尽くして描くような・・・発想がそれっぽい。念の入った風景描写と優しい空気がなんだか懐かしい。うん。いい感じ。 ナン(12)、ロ…

Linnets and Valerians

エリザベス・グージの本を1冊読んでみたくて、タイトルに花の名前(Valerian)が入っているのでこの本にしてみた。Book DescriptionによるとLinnetは表紙にある4人の孤児の兄弟姉妹の名前のようだ。落ち着いてじっくり読みたいと思っている。

The Wind Singer@6章

「試験で全てが決まる」という世界観がいかにも風刺っぽくて違和感があるせいで、まだ話に乗れない。でも結構読みやすいから、このまま流していけるかも。 本の後ろの「著者紹介」を見て知ったが、このウィリアム・ニコルソンという人は長年テレビのプロデュ…

The Nanny Diaries

EARTH TO NANNY, COME IN, NANNY!(地球よりナニーへ、応答せよ!)p43 AAAAAAHHH!!! HE'S KISSING ME!!!!!(きゃーーーーっ!キスされてる!!!!)p117マンハッタンのアッパー・イーストサイドの超高級住宅地に、子守りとして雇われた女子大生のヒロイ…

The Nanny Diaries

ああ、おもしろかった!読後に残る爽やかな寂しさも、映画のメリー・ポピンズと似てる、なんて思った。この本は大ヒット!コミカルで、スラングや流行りのものや言葉が満載!「ばだび〜ん、ばだぶ〜ん」なんて出てくるし。まぁ気が付かずに通り過ぎた所のほ…

The Nanny Diaries

紀伊国屋でこの本が平積みされてて、かなり目立ってた。うーん、タイムリー!早めに読んで良かった〜、この本はこれから絶対ブレイクするはず!ポケモン、ゴレンジャー、Edamame (枝豆)、グレイヤー(4歳)はハロウィーンに大好きなアニメ、ライオンキングの…

The Nanny Diaries

あはははは、もうっ!この本おもしろすぎる!!(≧▽≦)ナニー最高!!きゃはははは! テンションが高くて、笑いのツボの連続!私は昔から気になる所や面白い所は本のページを折る習慣があるのだけど、こんなに沢山のページを折った本は初めてかもしれない。 こ…

The Nanny Diaries

順調に読み中。おもしろ〜い!これいいなぁ。終わりまで読んでみないとわからないけど、ブリジット・ジョーンズより好きな話かもしれない。次々色々起きて飽きなくて、楽しい本。Mrs.Xって、なんだか変な人〜。俗っぽいというか、いかにもブランド物や高級品…

The Nanny Diaries

ええと、今2章。ざーーっと流して読んでいると殆ど気がつかないが、なんだか細かい隠しや遊びがたくさんあるみたい。p.23の留守電テープを聞くシーンも、Anne Smithの全部繋がった喋りを筆頭にそれぞれありそうで笑えた。>章の冒頭の引用文の出典 本当は引…

The Nanny Diaries

他の本は全部放り出して読み始めてみる。さっきやっと気がついたが、表紙でナニーが傘を持って空を飛んでるのはメリー・ポピンズのオマージュか!UK版には表紙を拡大してみると傘に鳥もとまってるし、そのものだ。そうだよね〜、もう早く気がつけって感じ。 …